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文化庁、「AIと著作権に関する考え方について」を公表

文化庁が、文化審議会著作権分科会法制度小委員会が2024年3月15日付けで取りまとめた「AIと著作権に関する考え方について」をウェブサイト上で公表しています。 生成AIと著作権に関する判例が蓄積されていない中で、AIと著作権をめぐる懸念の解消を求めるニーズに応えるため、2023年7月以来、同小委員会では、現行の著作権法がAIとの関係でどのように適用されるかについて審議を進めてきました。 2024年1月23日から2月12日まで「AIと著作権に関する考え方について(...

DH権利問題支援ツール検討会、「デジタル・ヒューマニティーズ(DH)研究に関する権利問題ガイド」を公開

2024年3月29日、大学共同利用機関法人人間文化研究機構のDH権利問題支援ツール検討会が、「デジタル・ヒューマニティーズ(DH)研究に関する権利問題ガイド」を公開しました。 ガイドでは、DH研究で問題になりやすいと考えられる、著作権、肖像権、個人情報、プライバシーについて紹介した後、Q&A方式で主な権利問題等について解説しています。内容は今後も適宜アップデートされる予定であるとしています。 「デジタル・ヒューマニティーズ(DH)研究に関する権利問題ガイ...

フランス・文化省、オープンサイエンスと著作権に関する報告書を公開

2024年3月4日、フランス・文化省(ministère de la Culture)は、オープンサイエンスと著作権に関する報告書を公開しました。 科学論文の出版に関する法的枠組み、フランス及び欧州連合(EU)内における枠組みの変更に関する提案、著作権に対する影響についてまとめています。 Rapport de mission sur la science ouverte et le droit d'auteur(ministère de la Culture, ...

E2680 – 欧州のリポジトリの現状に関する調査報告書

カレントアウェアネス-E No.476 2024.03.21 E2680 欧州のリポジトリの現状に関する調査報告書 国立情報学研究所・前田隼(まえだじゅん) ●はじめに 2023年12月5日、OpenAIRE、欧州研究図書館協会(LIBER)、SPARC Europe及びオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)は共同で、欧州のリポジトリの現状に関する調査報告書“Current State and Future Directions for Open Rep...

米・ゲティ美術館、所蔵作品の画像約8万点をCC0で公開

2024年3月7日、米・ゲティ美術館(The J. Paul Getty Museum)が、“Open Content”データベース上で公開している所蔵作品の画像約8万8,000点について、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0に移行すると発表しました。 これにより、法的な制約なく、対象作品の高解像度画像をダウンロード、編集、再利用することが可能になるとあります。画像は今後も継続的に追加される予定とあります。 Download, Edit, and Pri...

【イベント】没年調査ソンin京都 vol.5(3/17・京都、オンライン)

2024年3月17日、京都府立図書館の自主学習グループ「ししょまろはん」が主催する「没年調査ソンin京都 vol.5」が、京都府立図書館(京都市)及びオンラインで開催されます。 著作者の没年を調査するワークショップ型のイベントです。 参加には事前の申込みが必要です。 没年調査ソンin京都 Vol.5(ししょまろはんラボ, 2024/3/2) 参考:【イベント】没年調査ソン in京都 vol.4(10/5・京都) E1847 – 没年調査ソン ...

文化審議会著作権分科会法制度小委員会(第7回)の配布資料が公開:パブリックコメントの結果を含む

2024年2月29日に開催された第7回文化審議会著作権分科会法制度小委員会の配布資料が、文化庁ウェブサイトで公開されています。 配布資料として、「「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関するパブリックコメントの結果について」が公開されています。2024年1月23日から2月12日まで実施されたパブリックコメントについて、提出された意見とそれに対する事務局の考え方がまとめられています。 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(第7回) 「AIと著作権に...

国公私立大学図書館協力委員会、2023年度大学図書館シンポジウム「著作権法と大学図書館~令和3年の著作権法改正を中心に~」の資料と録画を公開

2024年2月14日、国公私立大学図書館協力委員会が、2023年度大学図書館シンポジウム「著作権法と大学図書館~令和3年の著作権法改正を中心に~」の資料と録画を公開しました。 1月22日に開催されたシンポジウムについて、掲載の承諾が得られた資料及び発表の録画が、同委員会のシンポジウム・イベントページで公開されています。 2023年度大学図書館シンポジウム「著作権法と大学図書館~令和3年の著作権法改正を中心に~」の資料・録画公開(国公私立大学図書館協力委員会, 2...

【イベント】文字・活字文化推進機構「学校図書館活性化研修」(3/9・横浜)

2024年3月9日、公益財団法人文字・活字文化推進機構の主催により、「学校図書館活性化研修」がニュースパーク(横浜市)で開催されます。 学校図書館の充実と活性化を目的に、講義とワークショップが行われます。 参加費は無料で、定員は30人(先着順、要事前申込み)です。 主なプログラムは以下のとおりです。 ・第1部 学校図書館の活用 講師:田村修氏(神奈川県立鶴見高等学校学校司書)・第2部 学校と著作権 講師:原口直氏(東京学芸大こども未来研究所)※オンデ...

E2667 – SPARC Japanセミナー2023<報告>

カレントアウェアネス-E No.473 2024.02.08 E2667 SPARC Japanセミナー2023<報告> 宮崎大学附属図書館・野中真美(のなかまみ) 2023年11月28日にSPARC Japanセミナー2023「即時OAに備えて:論文・データを「つかってもらう」ためのライセンス再入門」がオンラインで開催された。本稿ではその概要を報告する。 冒頭で山形知実氏(北海道大学)から、本セミナーは、2025年以降の研究論文の即時オープンアクセス(O...