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E2686 – オーストラリアとニュージーランドにおけるOAへの取組状況

カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11 E2686 オーストラリアとニュージーランドにおけるOAへの取組状況 関西館図書館協力課・三崎彩(みさきあや) ●はじめに 2023年6月、オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセス(OA)の推進等に取り組む団体Open Access Australasia(OAA)が、2022年時点の両国の研究機関におけるOAへの取組状況等に関する調査報告書“Open access initiat...

E2664 – 第88回IFLA年次大会児童・ヤングアダルト図書館分科会<報告>

カレントアウェアネス-E No.472 2024.01.25 E2664 第88回IFLA年次大会児童・ヤングアダルト図書館分科会<報告> 国際子ども図書館資料情報課・永野祐子(ながのゆうこ) 2023年8月21日から25日まで、世界図書館情報会議(WLIC):第88回国際図書館連盟(IFLA)年次大会(E2552ほか参照)が、ロッテルダム(オランダ)で開催された。筆者は、児童・ヤングアダルト図書館分科会の常任委員として参加した。本稿では、同分科会のサテライ...

オーストラリア国立図書館(NLA)、情報探索システムTroveに手書き文字認識機能を搭載

2024年1月8日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、同館の情報探索システムTroveに手書き文字認識(Handwritten Text Recognition:HTR)機能を搭載したと発表しました。 HTRは、手書き文字の画像を編集・検索可能な形に変換するものです。HTRの導入により、手書き文字資料の全文検索も可能になるとしています。 Their words in your hands…(NLA, 2024/1/8) 参考:オーストラリア国立図書館(...

E2654 – 米国化学会によるエンバーゴなしのグリーンOAをめぐる動向

カレントアウェアネス-E No.470 2023.12.14 E2654 米国化学会によるエンバーゴなしのグリーンOAをめぐる動向 東京工業大学研究推進部情報図書館課・佐藤亮太(さとうりょうた) ●米国化学会の新たなオプション「ゼロエンバーゴ・グリーンOA」とは 2023年9月、米国化学会(ACS)が、通常の12か月の公開猶予期間(エンバーゴ)なく論文をグリーンオープンアクセス(OA)で公開するための新たなオプションとして「ゼロエンバーゴ・グリーンOA」を導...

大学・研究図書館協会の国際的な連合体IARLA、「安全でオープンなインターネットに関する国際原則」を発表

2023年11月29日、大学・研究図書館協会の国際的な連合体IARLAが、「安全でオープンなインターネットに関する国際原則」を発表しました。 発表によると、この原則は、IARLAの加盟団体の国々における法律や規制が様々である中で、ネット中立性、ユーザーのデータプライバシー保護、オンライン上における言論の自由の保護などに関して、加盟団体がアドボカシー(権利擁護等の活動)を行う上で指針となるものとされています。 International Principles fo...

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)とOpen Access Australasia、米国化学会(ACS)による新しいオープンアクセスオプションに関して声明を発表

2023年10月9日、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と、オーストラリアとニュージーランドのオープンアクセス(OA)を推進する団体Open Access Australasiaが、米国化学会(ACS)の出版部門が新たに導入したOAオプションに関して声明を発表しました。 ACSは論文をエンバーゴなしでグリーンOAとして公開できる新しいオプションを導入すると発表していました。これは“Article Development Charge”(ADC)を支払うことで...

オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセスについての調査報告書が公開

2023年7月3日、オーストラリアとニュージーランドのオープンアクセス(OA)を推進する団体Open Access Australasiaが、オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセス(OA)についての調査報告書"OAA Report: A snapshot of the open access landscape in Australia and Aotearoa New Zealand in 2022"を公開しました。 調査対象は、大学、医療機関、政...

オーストラリア国立図書館(NLA)、政府による“Trove”への資金提供の決定に対するコメントを掲載

2023年4月3日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、同館の情報探索サービス“Trove”のへの政府の資金提供が決定したことに関するコメントを、ウェブサイトに掲載しました。 同国の政府が“Trove” の維持のため、今後 4 年間で3,300 万ドルを、また2027年7月からは920 万ドルの資金を継続的に提供することなどを約束したことを歓迎し、政府からの資金提供により“Trove”の未来が保たれることを喜んでいるとしています。“Trove”は運用のための資金難が...

オーストラリア図書館協会(ALIA)、公貸権用の予算を増やし対象を電子書籍等に拡大するという政府の発表を歓迎

2023年1月28日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、公貸権における著者や出版社への支払いを合計1,290万ドル分増やし、電子書籍とオーディオブックも対象に追加するという同国政府の発表を歓迎するという記事を掲載しました。 The Sydney Morning Heraldの1月27日付の記事によると、2023年7月から開始されます。これまでは、電子書籍やオーディオブックは公貸権の対象に含まれておらず、2020-21年度は紙の書籍の貸出に関して1万7,500の著...

オーストラリア図書館協会(ALIA)による、オーストラリアの公共図書館でのオンライン読み聞かせプログラム“Online Storytime”が終了

2022年12月に、オーストラリア図書館協会(ALIA)が実施していた、オーストラリアの公共図書館におけるオンライン読み聞かせプログラム“Online Storytime”が終了しました。 同プログラムは、出版社等の協力を得て、図書館は著作権者の許諾や使用料の支払い無しにオンラインで読み聞かせを行えるようにするもので、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大を受けてALIAが2021年に開始しました。 2023年1月24日のオーストラリア著作者協会(...