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E2686 – オーストラリアとニュージーランドにおけるOAへの取組状況

カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11 E2686 オーストラリアとニュージーランドにおけるOAへの取組状況 関西館図書館協力課・三崎彩(みさきあや) ●はじめに 2023年6月、オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセス(OA)の推進等に取り組む団体Open Access Australasia(OAA)が、2022年時点の両国の研究機関におけるOAへの取組状況等に関する調査報告書“Open access initiat...

【イベント】文化遺産に関わる国際会議「アジア太平洋地域における文化財防災の現状と課題(Ⅲ)―災害へのレジリエンスを高めるための減災の取り組みと事前の備え―」(12/13-14・奈良)

2023年12月13日と14日に、奈良県コンベンションセンター(奈良市)において、文化遺産に関わる国際会議「アジア太平洋地域における文化財防災の現状と課題(Ⅲ)―災害へのレジリエンスを高めるための減災の取り組みと事前の備え―」が開催されます。文化庁、独立行政法人国立文化財機構文化財防災センター、ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所が共催します。 同会議では、アジア太平洋地域を対象とし、3年連続で当該地域での文化財防災の現状と課題をテーマとして取り上げてき...

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)とOpen Access Australasia、米国化学会(ACS)による新しいオープンアクセスオプションに関して声明を発表

2023年10月9日、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と、オーストラリアとニュージーランドのオープンアクセス(OA)を推進する団体Open Access Australasiaが、米国化学会(ACS)の出版部門が新たに導入したOAオプションに関して声明を発表しました。 ACSは論文をエンバーゴなしでグリーンOAとして公開できる新しいオプションを導入すると発表していました。これは“Article Development Charge”(ADC)を支払うことで...

延滞料の廃止から2年:ニュージーランド・オークランド図書館の現状(記事紹介)

2023年9月5日付けで、ニュージーランドの国営ラジオRNZのウェブサイトに、同国のオークランド図書館の延滞料廃止後の状況に関する記事が掲載されました。 記事によると、オークランド図書館では2年前に延滞料を廃止して以降、それまでに延滞されていた100万点を超える資料が返却されたとされています。また、同館では、延滞料廃止前の5年間では毎年平均360万点の資料が延滞されていたのに対し、2022年8月から2023年7月の1年間の延滞資料は60万点程度に減少したことなどが紹介...

オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセスについての調査報告書が公開

2023年7月3日、オーストラリアとニュージーランドのオープンアクセス(OA)を推進する団体Open Access Australasiaが、オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセス(OA)についての調査報告書"OAA Report: A snapshot of the open access landscape in Australia and Aotearoa New Zealand in 2022"を公開しました。 調査対象は、大学、医療機関、政...

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)の水害により被災した資料の復旧ガイドライン(記事紹介)

2023年2月1日付で、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)ウェブサイトに水損資料の復旧のためのガイドラインを紹介する記事“National Library guidelines on salvaging water-damaged materials”が掲載されていました。 2023年1月に、ニュージーランド北島のタマキ・マカウラウ、ワイカト地域、プレンティ湾地方などで大洪水があったとし、水に濡れてしまった写真や文書の復旧のためのガイドラインが、同館ウェブサイトで...

E2562 – ニュージーランドの学校図書館に関する全国調査(2021年版)

カレントアウェアネス-E No.448 2022.12.08 E2562 ニュージーランドの学校図書館に関する全国調査(2021年版) 国際子ども図書館資料情報課・矢部萌(やべもゆ) 2022年5月,ニュージーランド国立図書館(NLNZ)は,同館の学校向けサービス部局とニュージーランド学校図書館協会(SLANZA)・ニュージーランド図書館協会(LIANZA)が共同で実施した学校図書館に関する全国調査の結果“School Libraries in Aotearo...

ニュージーランドの企業・技術革新・雇用省、同省が助成する研究についてオープンアクセス方針を導入

2022年11月23日、ニュージーランドの企業・技術革新・雇用省(MBIE)が、同省が助成するすべての研究についてオープンアクセス(OA)方針を導入することを発表しました。 この方針により、研究者は承認されたOAルートを通じて、各自の研究の公開方法を選択できることになります。OAに際しては、クリエイティブ・コモンズCC-BYライセンスが推奨されています。本方針は2023年1月の新規公募から適用されます。 なお、先住民のデータ主権を考慮し、守秘義務、著作権、その他...

Elsevier社、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と3年間の転換契約を締結

2022年11月15日、Elsevier社が、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と3年間の転換契約を締結したことを発表しました。 契約は2023年1月に発効し、契約に参加するCAUL加盟機関に所属するオーストラリア、ニュージーランドの研究者は、同社のジャーナルにおけるオープンアクセス出版により論文を即時公開することが可能となります。発表によると、今回の契約は両国にとっては最大規模の転換契約であるとあります。 Elsevier and Council of...

Clarivate社、研究評価の起源や役割等に関するレポートを公開

2022年10月20日、Clarivate社が、研究評価の起源や役割に関するレポート“Research assessment: Origins, evolution, outcomes”を公開したと発表しました。 レポートの中では、研究評価の起源、英国・オーストラリア・カナダ・ドイツ・香港・ニュージーランドにおける研究評価の機能についての分析結果がまとめられています。発表の中では、英国が定期的な研究評価の最初のモデルを設定したこと、オーストラリアは学術的影響とより広範な...