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米国図書館協会(ALA)、米国図書館界の概況についての報告書(2024年版)及び「2023年に閲覧制限申立ての多かった図書トップ10」のリストを公表

2024年4月8日、米国図書館協会(ALA)が、米国図書館界の概況をまとめた報告書“State of America’s Libraries Report”の2024年版及び「2023年に閲覧制限申立ての多かった図書トップ10」のリストを公表しました。 全米図書館週間(National Library Week)に合わせて公表されたものです。報告書では、図書館と図書館職員による地域社会のニーズに対応するための取組や、検閲の試みにより生じている問題等が取り上げられていま...

1万6,000冊の豆本を所蔵する米・インディアナ大学リリー図書館(記事紹介)

2024年3月29日付けで、米・インディアナ大学から放送を行う公共ラジオ局WFIUと公共テレビ局WTIUのウェブサイト“Indian Public Media”において、同大学のリリー図書館(Lilly Library)の豆本を紹介する記事が掲載されました。 同館では1万6,000冊の豆本を所蔵しており、コレクションとしては世界最大級であると述べられています。豆本は、オハイオ州の学校教師であったRuth E. Adomeit氏によって60年にわたり収集されたもので、1...

E2685 – Z世代・ミレニアル世代の図書館利用と読書事情(米国)

カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11 E2685 Z世代・ミレニアル世代の図書館利用と読書事情(米国) 関西館図書館協力課・横山裕里恵(よこやまゆりえ) ●はじめに 米国図書館協会(ALA)は、2023年11月、米国のZ世代・ミレニアル世代の図書館利用とメディア消費の実態に関する報告書“Gen Z and Millennials: How They Use Public Libraries and Identify Through...

2024年の「全米図書館週間」(National Library Week)が4月7日から13日まで実施中:テーマは“Ready, Set, Library!”

米国で、2024年の「全米図書館週間」(National Library Week)が、4月7日から4月13日まで実施されています。 2024年のテーマは“Ready, Set, Library!”です。図書館週間中は多くの図書館がイベント等を企画するなど、図書館を訪れる絶好の機会であるとし、図書館の利用が呼び掛けられています。また、利用者がお気に入りの図書館のサービスや場所などについて写真や動画でSNSに投稿するイベントなどが実施されています。 Nationa...

Ithaka S+R、米国の公立大学図書館における検閲と学問の自由に関する調査報告書を公開

2024年3月28日、学術文化コミュニティを支援する米国の非営利団体Ithakaの調査部門Ithaka S+Rが、米国の公立大学図書館における検閲と学問の自由に関する調査報告書“Censorship and Academic Freedom in the Public University Library”を公開しました。 現在は政治環境が二極化しており、大学や大学図書館もその論争の渦中にあるとし、公立の研究大学図書館における影響が調査されました。多様性・公平性・包摂...

米国国立公文書記録管理局(NARA)、未確認飛行物体(UFO)等に関する記録を集めた「未確認異常現象(UAP)記録コレクション」を新設

米国国立公文書記録管理局(NARA)は、未確認飛行物体(UFO)等に関する記録を集めた「未確認異常現象(UAP)記録コレクション」を新設しました。 NARAにUAPコレクションの設置を義務付けた2024年国防権限法(P.L.118-31)の1841~1843条に基づくものです。2024年2月6日付けでNARAから連邦機関の記録管理担当者に宛てられた覚書によると、同法はまた、2024年10月までに、各機関がそれぞれ保管するUAPに関する記録を、一般への開示とNARAへの...

北米研究図書館協会(ARL)、北米の学術機関における研究データ管理・共有の実践に関する調査報告書を公表

2024年3月21日、北米研究図書館協会(ARL)が、北米の学術機関における研究データ管理・共有(DMS)の実践に関する調査報告書“Publicly Shared Data: A Gap Analysis of Researcher Actions and Institutional Support throughout the Data Life Cycle”を公表しました。 同報告書は、研究データのパブリックアクセスのための調査・モデル構築・情報収集に取り組む、A...

ビル&メリンダ・ゲイツ財団、2025年からオープンアクセス(OA)ポリシーを改訂

2024年3月27日、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、同財団が助成を行った研究成果に適用されるオープンアクセス(OA)ポリシーを2025年1月から改訂すると発表しました。 改訂内容としては、原稿をクリエイティブ・コモンズCC BYライセンスの下でプレプリントとして公開するよう義務付け、プレプリント査読を推奨すること、論文掲載料(APC)などのOAに掛かる費用への支援を終了することが挙げられています。 財団はまた、論文及びデータを利用しやすくするため、OAのシステム...

HathiTrust、新戦略ビジョンを公開

2024年3月25日、米国の大学図書館等による共同リポジトリHathiTrustが新戦略ビジョン(Strategic Vision)を公開しました。 新戦略ビジョンは、はるか先を見据えながら、今後3~5年の業務についてまとめられたものとあります。「戦略的方向性と目標」の項目では、アクセスと利用の拡大、コレクションの拡大と多様化、テキストとメタデータの機能強化、中核となるインフラへの投資が掲げられています。 Introducing HathiTrust’s New...

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、初となる全米博物館調査を2025年初頭に開始する計画を発表

2024年1月23日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、初となる全米博物館調査(National Museum Survey)を2025年初頭に開始する計画を発表しました。 事前のパイロット調査が成果を収めたことを受けて、初となる全米博物館調査の実施が確実になったとしています。 IMLSが実施する全米博物館調査では、博物館や関連機関に関する信頼性の高い全米レベルの統計データを無料で一般公開するデータベースが構築される予定です。これにより、博物館等への...